テーマ:「“つながる図書館“~幸せと希望を実現する公共図書館の試み~」
地球規模の気候変動やデジタル社会への進展が進む中、人口減少が進み格差による経済の衰退やコロナ禍からの活動停滞など課題が山積する現代社会において、人々が、適切な判断をするためには多様な観点から正確な情報が継続的に得られる公共図書館の存在がきわめて重要である。
岩手県での、東日本大震災時に県と市町村が協力して課題解決に取組んだ経験から、図書館における県と市町村のネットワーク構築について着目し、先進事例を基に図書館の今後の可能性を考えようとするものである。また、DX など時代に即応した図書館相互や外部機関との連携も視野に入れ、ネットワークの在り方を考えたい。
≪午前≫
【基調講演】小林 隆志(鳥取県立図書館 館長)
「図書館のネットワークが県民の幸せと希望を実現する」
【事例報告】角田 有希子(南部町立図書館 館長)
「暮らしに寄りそう図書館~町民とともに~」
≪午後≫
【事例報告】平 留美子(洋野町立種市図書館 館長補佐)
「東日本大震災でのつながりについて」
【事例報告】種田 澪(豊橋市まちなか図書館 館長)
「地域図書館の挑戦」
【講演者、報告者によるディスカッション】
「つながる図書館を実現するには」
司会 藤岡 宏章(前・岩手県立図書館 館長、嘉悦大学客員教授)