テーマ:「災害と図書館 ~東日本大震災に学び今後の対策を考える~」
東北地方を中心に大きな被害をもたらした東日本大震災の発生から12 年が経過した。改めて東日本大震災における図書館の被災状況を横断的に振り返り、復旧までの歩みを検証する。また、図書館の被災については被害の程度や復旧までの期間に大きな差があることから、国の支援である社会教育施設災害復旧費補助制度を中心に、図書館の復旧過程で実施された事業の報告を受け、災害からの復旧プロセスを学ぶ。また、図書を始め図書館資料の災害、特に水害からの予防対策と対処方法について、東日本大震災以後に得られた教訓を盛り込んだ講話とワークショップから学び、今後の災害対策につなげていく。
【基調報告】川島 宏(日本図書館協会図書館災害対策委員会・株式会社 栗原研究室)
「東日本大震災における図書館の被災と復旧概要」
【事例報告】松本 匡裕(文部科学省)
「東日本大震災からの図書館に関する復旧・復興支援」
【事例報告】眞野 節雄(東京都立中央図書館)
「災害から資料を守り、救う」
【ワークショップ】佐々木 紫乃(東京都立中央図書館)、神原陽子(埼玉県立久喜図書館)
「水濡れ被災資料の処置」