テーマ:「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方」    

 大学図書館はこれまで、学術情報の体系的な収集・蓄積・公開や、教育・研究に対する支援などの役割・機能を担ってきたが、教育・研究活動のDX の促進や、世界的に加速するオープンサイエンスの潮流の中、新たなコンテンツの管理、サービスの提供が求められてきている。
 こうした中、文部科学省に、科学技術・学術審議会情報委員会オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会が設置され、このたび審議のまとめが公表された。
 この分科会では、これからの大学図書館に求められる役割や機能等について、各大学図書館でその実現に向けた具体的な方策を検討するきっかけとしたい。

≪午前≫

【基調講演】竹内 比呂也[千葉大学副学長(教育改革・学修支援)、附属図書館長]
     「「オープンサイエンス時代における大学図書館」はどうあるべきか:「検討部会」の審議内容を中心に」

【講 演】船守 美穂(国立情報学研究所情報社会相関研究系准教授)
     「オープンサイエンス時代における大学図書館への期待―研究データ管理と即時OAにどのように立ち向かえば良いのか?」

【事例報告】村上 康子(千葉大学アカデミック・リンク・センター/附属図書館利用支援企画課長)
     「電子ジャーナルの転換契約」

【講 演】長田 洋一(盛岡大学文学部教授)
     「配慮を必要とする学生」

≪午後≫

【講 演】野中 雄司(富山大学研究推進部学術コンテンツ課長)
     「大学図書館を DX ヘンカク する」

【講 演】飯野 勝則(佛教大学図書館専門員)
     「今後のメタデータ流通を担う人材を考える」

【講 演】檜原 啓一(東北大学附属図書館総務課専門員)
     「これからの大学図書館職員のあるべき姿とは?」

【パネルディスカッション】