テーマ:「子どもと本とのよい出会いを」
環境問題、戦争、新型感染症の流行、新たなメディアの席捲による情報過多など、現代社会が抱える問題は子どもを巻き込み、豊かな読書経験を積むことを難しくしている。物語の世界に浸る、本から自発的に知識を得るといった経験の必要性は年々大きくなっているものの、果たして本は今も子どもたちにとって魅力的なのか?図書館員にはもっとできることがあるのではないか?
今を生きる子どもたちにどのようにして本を手渡していけるのかについて、丁寧な選書の実際や、選んだ本を手渡す工夫、また、地域と連携した調べ学習の取り組みを通じて考えていきたい。
【基調講演】張替 惠子(公益財団法人 東京子ども図書館理事長)
「まだ夢をみることができるかー子どもと本の幸せな出会いを願って」
【事例報告】護得久 えみ子(公益財団法人 東京子ども図書館)
「本を選び、手渡す 東京子ども図書館・児童室の実践から」
【事例報告】金久 由美子(久慈市立図書館司書)
「久慈市立図書館を使った調べる学習コンクール ~市内関連施設との連携について~」