テーマ:「最新のICT 技術・アクセシブルな電子図書館を活用して目指す、障害者の読書環境」   

 視覚障害、発達障害、肢体不自由等により読書に困難のある人もパソコンやスマホなどを用いて、自ら読めるようになる技術が進んできている。しかし、これらを知らずにサービスに生かしていない図書館も多い。基調報告は佐藤聖一氏から、すべての人が利用できる図書館を実現するための最新動向について報告する。次いで、国立国会図書館から「電子図書館のアクセシビリティ対応ガイドライン」について詳述する。また、視覚障害者等の機器やソフトなどの最新情報について、視覚障害者でもある松井進氏から紹介する。分科会ではアクセシビリティとして、機器類・コンテンツ・サイト・ビューアの問題があることを明らかにする。

【基調報告】佐藤 聖一(埼玉県立久喜図書館・日本図書館協会障害者サービス委員会委員長)
     「すべての人が利用できる図書館を実現するために」

【発 表】田幡 琢磨、植村 要(国立国会図書館)
     「アクセシブルな電子図書館ガイドライン」

【発 表】松井 進(千葉県立西部図書館)
     「障害者の読書・情報取得に役立つ先進機器」